側弯症の施術【考察2】

骨格というのはパーツの集まりである。


成人の骨の数は一般的には206個と謂われているが、

実は成人以降の高年齢になっても結合し続けており

骨の総数は減り続けているということが近年の研究で明らかになっている。


胎児期:約800

新生児:約300以上

10代:約215


さらに、結合タイミングは

遺伝的要因以外にも生活習慣など個人差によるところが大きいらしい。


ということは、

骨格矯正をする上で

個々の骨パーツ+筋・靭帯等の解剖学的理解以外に


”空間”を形成している構造・マス目が歪んでいるということも同時に意識して施術しないと

骨格=空間は形成し直せない。


今はひとつになっている1本の骨パーツが元は複数のパーツだったこと。

例えば、上腕骨

発生時は何本かに分かれた軟骨組織だったが、生後数年のうちに成長し骨となる。

そして、別々だった骨は結合し

思春期を終える頃には1本の骨に結合し現在に至るという。



結合し続ける可能性を加味すると自然と施術時の向き合い方は変わってくる。


骨格は、あくまでもヒトという動物がここに存在しているという空間と区別・区切りを形作っているともいえる。


”空間”という認識は大切だと日々の施術で感じる。



人体は未知の部分がほとんどだ。

未知である=可能性に満ちているということだと私は考えている。

骨格矯正 縁

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